9月1日 防災訓練
1923年9月1日11時58分32秒に。神奈川県相模湾北西沖を震源としてマグニチュード7.9の地震が発生しました。この地震は、神奈川、東京、千葉、茨城から静岡県東部までの内陸及び沿岸に広い範囲で甚大な被害をもたらしました。この、10万5千あまりの犠牲者を出した関東大震災を忘れることなく、防災につとめようと9月1日が「防災の日」と制定されました。
本校でも、毎年9月1日には中学校・高校全体で、防災・避難訓練を行っています。通常はグラウンドに集合しての訓練ですが、今日は雨のため、体育館にて訓練を行いました。災害発生を告げる放送の後、各クラスでならんで体育館に移動・整列・点呼をしました。災害時の合言葉は「お(さない)・は(しらない)・し(しゃべらない)」です。実際の災害時には足元にも様々なものが散乱していたり、頭上から物が落ちてきたりすることもあるため、注意を払いながらも素早く移動することが大切です。生徒たちもこの合言葉を意識して短時間で移動を完了しました。
全校生徒・教職員が体育館に集まり、点呼・安全確認を行ってから、地区別に分かれて災害が発生した際の注意事項を各地区で連絡しました。
- 災害発生時の家族間での連絡方法(災害ダイヤルを活用しましょう)を確認しよう
- 避難地の確認をしよう
- 災害発生時の避難・救助において積極的に働きましょう
- 防災グッズの定期的なチェックを行いましょう
昨晩も何回か揺れを感じる地震が発生しました。「備えあればうれいなし」です。今日の防災の日を機会に再度各ご家庭で話し合いをされてはいかがでしょうか。