7月12日 いのちの大切さを伝える授業(中学1年・中学2年)
昨日、中学3年生に特別授業をしてくださった、聖隷クリストファー大学助産学専攻科の学生さんが、今日は、中学1年生と中学2年生に「いのちの大切さを伝える授業」をしてくださいました。
昨日の中学3年生向けの授業とは内容を一変し、第二次性徴期に起こる、男性・女性の体の変化、そして受精から出産までの流れを中心に、学生さんが作ってくださった模型やパワーポイント、劇を通して学びました。
授業を通して、生徒達は、異性の体のことだけでなく、自分自身の体についても知らないことがたくさんあることに気づいたようです。また、「いのちの誕生」の神秘や自分が生まれてくるのに、数え切れないほどの人々が関わっている(自分から10世代さかのぼると2046人が関わるとのこと)といったことから、自分がかけがえのない存在であるということを再認識してくれたことでしょう。
性についての知識は、生徒によってまちまち。雑誌やネットでも、性についての情報が溢れていますが、多くある情報のうち、どれが正しいのかも中学生には判断できないことも多いようです。今回の特別授業で、生徒達は多くの新しい知識を得ることができました。今日の学びをいかし、今後も互いを尊重して生活することができたらと思います。
「いのちの大切さを伝える授業」は、毎年助産学専攻科の学生さん達が長い時間をかけて準備をし、本校生徒達のために実施してくださっています。来年も楽しみにしております。