聖隷クリストファー中・高等学校
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1/20 中1楽器博物館研修

 今年度も、浜松市楽器博物館の皆様のご協力をいただき、研修を実施することができました。
 楽器博物館研修では、展示の見学をして様々な楽器を知るだけでなく、その楽器が生まれた経緯から、諸民族の文化や生活、その中で息づく音楽について理解を深めます。研修の始めに、博物館館長さんより、浜松市楽器博物館が、他に類を見ない特別な博物館であることをお話いただき、また浜松が楽器の町となった理由もお話いただきました。
 生徒達は、この楽器博物館研修を前に、音楽の授業また特別授業にて準備をしていました。楽器や音楽についての学びに加え、特別授業でインドネシアの文化についても学び、研修の日を迎えました。
 なぜインドネシアなのか…?
 楽器博物館に入ってすぐ左側に、ジャワ島のガムランが展示されています。鉄琴のようなものや太鼓、ドラ、そしてお鍋のような形状の物と、様々なものが並んでいます。本校の楽器博物館の目玉と言えるのが、このジャワガムランを実際に演奏させていただくガムラン実習なのです。ガムランはインドネシアの文化、特に神事に関わる神聖な楽器です。そのため、毎年、インドネシアの文化や現在の生活について学んでから、研修でガムランを演奏させていただくのです。生徒達は初めて触れるガムランに少し緊張しつつ、最初はおっかなびっくり。しかし練習を重ねるうち、ガムランらしい演奏ができるようになりました。
 楽器博物館では見たことも聞いたこともない楽器を目にし、また身近であるはずのピアノの深い歴史についても教えていただきました。そして独特なリズムと音のガムランでの合奏。生徒それぞれが、知る喜びを感じながら様々な学びをさせていただけた一日でした。

   

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