保健講演会
11月19日(木)の6・7時間目に、奈良県立医科大学の野田龍也医師を講師としてお招きして保健講演会を行いました。
テーマは「ゲームで考える」。講演前に手のひらほどの大きさの赤と青のカードが配布されました。今回は野田先生の質問に対して、自分がその立場ならばどのように判断するかを、青(する)と赤(しない)のカードで意思表示をするというゲーム形式で講演を聞きました。
- ケース1「あなたはスーパーのアルバイト。袋詰め中に箱をひっくり返して2つの生産地の玉ねぎが混ざってしまった。店長に報告しますか、黙っていますか?」
- ケース2「あなたは20歳の大学生、焼肉店で“新鮮なレバー”が出されました。生で食べますか、食べませんか?」
- ケース3「あなたは小学校の校長先生。新型インフルエンザが流行しており、保護者から、鳥インフルエンザが心配だから学校で飼っているニワトリの処分を強く求められた。児童達はニワトリをすごくかわいがっています。処分しますか、しませんか?」
- ケース4「あなたは高校の校長先生。大会を間近に控えている部活で複数のはしか罹患者が出ました。部活動中止を勧めますか、勧めませんか?」
各ケースで出席者の判断を確認してから、食品偽装、食中毒、インフルエンザ、はしかについて教えてくださいました。
生徒達は今日の講演を通し、「正しい情報を得ること」と「自分で考え、自分の意見を持ち、伝えること」と、「相手の意見を受け入れて話し合うこと」の大切さを体験しました。