聖隷クリストファー中・高等学校
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中学1年生が楽器博物館研修に行ってきました。

2月25日(火)に中学一年生が楽器博物館研修に行ってきました。

研修では「トランペットの仲間の歴史」、「ガムラン体験」、「世界の楽器:アフリカの楽器」という、特別講義を受けました。生徒たちは先生方のお話聞き、細かくメモを取りながら興味深く講座を受けることができました。どの講義も趣向の凝らされた非常に興味深いものでしたが、生徒たちは特に、ガムラン演奏を楽しんだようです。インドネシア・ジャワ島の楽器であるガムラン。本物を目にすることすらあまりない楽器ですが、今回の研修では、生徒たちは実際にガムランの演奏・合奏をさせていただきました。

館長さんによると、「浜松市内の中学校で、楽器博物館でこのような特別講座をしているところは聖隷クリストファー中学校だけです」とのこと。本校の生徒が本当に特別な体験をさせていただけるのだということに感謝しました。

生徒たちの感想文より一部抜粋します。

★ 初めて行ったので、とてもわくわくしました。今回研修に行って、世界の楽器を見て、その国々の人々の伝統などを知ることが出来て、とても勉強になったと思いました。

★ 人の骨でできた楽器がありました。足の骨で出来ている笛、頭蓋骨で出来た太鼓がありました。色々な楽器を見たり、説明してもらったり、体験したりしてとても楽しい授業でした。この世にはたくさんの種類の楽器があるんだなと改めてわかりました。

★ 色々な楽器を見てきて思ったのは、今はいい技術(科学も)が発達しているということです。

★ アフリカの楽器は、自然のものをたくさん使っていて、エコだな~、と思いました。トーキングドラムや親指ピアノは、小学校に来たことがあったので知っていたけれど、他にもたくさんの楽器があって興味深かったです。面白いものがたくさんありました。

★ 今回の体験で、ちゃんと人に話して、教えてもらうことで、とても身近に感じたり、歴史にふれることができました。また、楽器にさらに近づけたと思います。

★ トランペットの仲間について教わりました。初期のものから、各国のものまでたくさん見せてもらいました。その中で、「オリファント」は、象の牙でできていて、人間が手作業で穴を開け、彫刻をしたもので、とても印象に残りました。

★ 楽器博物館研修で一番学んだことは、世界各地の国や地域でそれぞれ楽器にも特色があるということです。又、楽器は世界の人々の知恵が生かされていると思いました。楽器を見ると時代で少しずつ違いがありました。それは人々が使いやすいように形を変えていったのだと思います。

今日の研修を終えて、私は音楽の見方が変わると思いました。楽器を、脇役として扱うのではなく、主役として扱うのも大切だと思いました。

★  今日の授業の中で興味を持った楽器があります。それは「ディジェリドゥー」です。「ディジェリドゥー」は木の幹の中身をシロアリに無理やり食べさせて空洞にし、口で吹いて演奏するそうです。アリを使うなんてすごいな~と思っていました!

★  楽器博物館ではいろいろな体験や経験をしました。楽器を通して世界を探求したり、ガムランをさわって演奏したり、トランペットの仲間の歴史を知ったりしました。とても勉強になりました。今まで、楽器博物館に何回も来ている私ですが、初めて知ったことがたくさんありました。

この楽器博物館は何度来てもあきません。色々な楽器を見て、世界が広がった気がします。楽器博物館の館長さん、学芸員さんに感謝の気持ちでいっぱいです。


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