聖隷クリストファー中・高等学校
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中学校ARI(アジア学院)交流会



11月13日(木)2時間目に、中学生とARI(アジア学院)のみなさんとの交流会を行いました。

 

アジア学院は、イエス・キリストの愛に基づき、人々が自分の能力を最大限に発揮でき、公正・平和・健全で、共に分かち合うことのできる世界を目指して、アジア、アフリカ、太平洋諸国等の農村地域から、人々とともに働く農村指導者を学生として招き、9ヶ月間、栃木県西那須野キャンパスにて、農村リーダー養成の研修を行っています。研修生も研修生をサポートする方々も国籍・年齢も様々です。そのため、アジア学院では基本的に英語が公用語として使われており、お互いのコミュニケーション、食事の際のお祈り、授業や実習も英語でされています。本校では、長年に渡りARIとの交流を持っており、中学校設立以来、中学生も毎年ARIのみなさんとの交流会をしています。

 

現在中学3年生がニュージーランド研修中のため、中学1年生と2年生の108名が、アジア学院の学生26名、スタッフ4名の総勢30名をお迎えしての交流会でした。

 

 2年生の寒川夕帆さんと伊藤倭空さんの英語と日本語での司会で交流会が進行されました。まずアジア学院のみなさんに自己紹介をいただき、スタッフの方からアジア学院の取りくみと今回の研修旅行についてお話をいただきました。2年高橋継君の歓迎挨拶後、各グループに分かれて交流を持ちました。

 

 「坊主めくり」や「福わらい」、折り紙やあや取りをしたり、ハンカチおとしや紙風船で体を動かす班があったり、また法被や浴衣を持参して交流をしたりと、各班色々考え、準備をして交流会にのぞんでいました。特に1年生は「英語で大丈夫かな?」と交流会の前には心配もしている様子でしたが、いったん交流会が始まってしまうと笑い声がたくさん聞こえ、ジェスチャーや絵を駆使してARIのみなさんとなんとかコミュニケーションをとりながら一緒に楽しむことができました。各班での交流会は30分ほどでしたが、あっという間に時間が過ぎ、「え、もう?」というところで終了となりました。

 

 各班で用意した、学生の皆さんの名前を漢字にして書いた色紙(Mike→「舞空」など)をプレゼントし、2年下田代喜紀君からのお礼の言葉で、交流会を終えARIのみなさんをお送りしました。

今回の交流会で、生徒たちは日ごろ学習している英語を実際に使って、伝わった時の喜び、また伝わらなくて苦労する経験をすることができました。今日の経験で、次はもっと伝えられるように、もっと分かり合えるようになりたい、という気持ちを持ってくれるのではないかと思います。また、海外のことを知りたいと思うと同時に、日本文化や日本が今どのような状況であるのかといったことにも興味を持つ機会となったように思います。様々な面で学びのあるこうした交流会も、今後も大切に行っていきたいと思います。

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