中学校 収穫感謝祭
実りの秋を迎えました。10月29日(木)3時間目から、中学校全体で収穫感謝祭を持ちました。
本校の畑で収穫したサツマイモを使い、薪も本校が管理する山から切り出したヒノキの間伐材を使用します。
収穫感謝祭は、楽しい行事であると共に、私達一人ひとりが「食べること」について感謝し、そして更に世界の苦しんでいる隣人のために何ができるのかを考え、また行動に移すことを目標に、高校で長年行われていた行事です。数年間中断をしていましたが、中学校が開校した際に中学校の行事として復活させ、今年で7回目の開催となりました。
各班、メニューを決め、材料を持ち寄り、手順や仕事の割り振りをして当日を迎えました。まずは火を起こすのが一苦労。火が起きても火力を調節するのも技術が要ります。今回の収穫感謝祭でもカレーや豚汁、シチュー、天ぷら、寄せ鍋、パンケーキやサーターアンダギーなど、各班工夫してサツマイモ料理を作りました。
私達は毎日十分以上の食事を当たり前のように取り、そして食材を大量に廃棄しています。しかし海外に目を向ければ、食糧不足や貧困のための飢餓により毎日多くの人々が苦しみ、また命を落としています。今年の収穫感謝祭も、豊かな食事に感謝するとともに、世界の隣人について考える時となりました。