アジア学院来訪
アジア学院(アジア農村指導者養成専門学校)来訪
11月13日、アジア学院から農村リーダー達と4人のスタッフが2週間にわたる西日本研修旅行の一環で本校を訪問された。出身はアジア・アフリカ等の16か国で平均30歳代の最前線リーダー達である。アジアからはバングラデシュ、東ティモール、インド、ラオス、ネパール、スリランカ、ミャンマー、インドネシアからの研修生、アフリカからはカメルーン、リベリア、ウガンダ、そしてさらに太平洋のソロモン諸島と中米キューバ、在日韓国人の研修生で総勢26名の訪問でした。
交流プログラムでは1限は高1英数科の英語授業の小グループに入ってのディスカッション。まずは円グラフを使って自分がどんな要素を大切に考えて職業選択をしたか、あるいはしたいか、を自己紹介を交えて語りました。研修生からは「使命感」とか「地域のための献身」という言葉が多く出たことが新鮮でした。その後は自国の様子や活動を語ったり、日本の高校生の生活や価値観について英語を使いながらやり取りをしました。
2限は中学生との学年交流で、日本の伝統遊びをこれもそれぞれのグループで体験し、3限はこども園から年長さん達を迎え、にぎやかに一緒に歌ったり遊んだりしました。
再び4限には109、204、208の各HRの英語授業に合流。日本でのこの8か月の生活を聞いたり、自己紹介をしたり相手の国情をインタビューしたりしました。
昼には海外協力に関心を持つ有志生徒6名が集まり、国際協力NGOで働くことについてトレーニングの総括を担当しているスタッフの大柳由紀子さんから励ましを込めたお話を聞くことができ、この分野で働いていくために必要な力や技術、考え方を伺えました。大柳さんご自身も十代の時に「海外協力に」、と考え始められたとのことで「何をしたいかという『初めの志』が最後まで大切なんです」ということばが響きました。
社会を少しでも変えていくために働く人たちから力を与えられた一日でした。