聖隷クリストファー中・高等学校
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第1回特別礼拝 チャイルド・ファンド・ジャパン伊藤久平先生をお迎えして

本日1時間目は、1975年よりアジア地域を中心に貧困の中にある子どもたちを支援している、特定非営利活動法人チャイルド・ファンド・ジャパンの伊藤久平先生をお迎えし、中学・高校全体で特別礼拝を守りました。

伊藤先生から、①世界の現状 ②チャイルド・ファンドジャパンの活動 ③本校がサポートしているチャイルド2名の紹介 ④先月発生したネパールの大地震への緊急支援の呼びかけ についてお話をいただきました。

 

私たち日本人は、当たり前に1日3食の食事をし、水道からは安全な水が得られ、各家庭に電気が通り、トイレも衛生的で、学校に通うことができ、病気や怪我をすればすぐに病院に行くこともでき、そして戦争やテロの恐怖に毎日おびえずに日々の生活を送っています。全人口70億人のうち、私たちのような生活をしている人はごくごく一握りに過ぎません。世界に目を向ければ、一日2ドル以下で生活する人々が、世界全人口の半数以上を占めており、安全な環境での生活がままらない人が多いのです。また3秒に1人のスピードで、5歳以下の子供が命を落としています。1ヶ月で約80万人…1か月でちょうど浜松市の人口と同じくらいの子供たちが亡くなっていることになります。

チャイルド・ファンド・ジャパンは、アジア諸国の貧困層の子供たちそして家族や地域が、最終的には外からの支援なしに自立して生活できるよう様々な研修を含む支援活動を行っています。本校も、フィリピンに住む、エリカさん(13歳)とリサさん(11歳)のサポートを行っています。サポートを受け、彼女たちは毎日家の手伝いをしながら、学校に通い、またチャイルド・ファンド主催の研修やイベントで様々なことを学んでいます。彼女たちの夢は、大学に行き、仕事に就いて、家族を助けること。エリカさんのお母さんは遠くの町に出稼ぎに出ているため、自分が収入を得ることで、お母さんとも一緒に生活ができるようになりたい、ということでした。

4月25日そして5月1日にネパールカトマンズ付近で発生した大地震。チャイルド・ファンドは他団体に先駆け、いち早く現地に駆けつけ、食料配布などの支援をしています。今日までに9000人近くの人々が命を落としたこの地震。住居が倒壊し、避難所も整備されておらず、多くの人々が屋外での避難生活を余儀なくされています。支柱にビニールシートの屋根をつけただけのテント。6月にはネパールは雨季に入り、それによって山間部への支援がさらに困難になることも懸念されています。

 

本日は、伊藤先生が多くの写真を織り交ぜながら貴重なお話をしてくださり、そして、聖書にある人を助ける「隣人」になってくださいと結ばれました。生徒たち一人ひとりも真剣な表情でお話を聞き、一生懸命メモを取る姿が見られました。

本校では、年3回、今日のように講師の先生方をお招きし、お話を伺う特別礼拝を守ります。私たちが知らない世界、もしくは見て見ぬ振りをしてしまっている現実を知り、そして考えるすばらしい機会となっています。心の柔らかい、多感な中学校・高校の時期に多くのことを感じ、考えることで、心を育て、そして将来「隣人」のために働く人になってくれたら、と期待しています。

 

「遠くにいても、その人のことを思い、その人のために祈るなら、その人が隣人である」

 

~本校で月に一度集める献金。27日水曜日の献金は、ネパール地震支援のためにお送りします。~


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