聖隷クリストファー中・高等学校
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中学3年生 「命の大切さ」特別講座


本日は、聖隷クリストファー大学助産学専攻科の学生さんによる、「命の大切さ」特別講座が中学3年生を対象に開かれました。午前中に3AHR、午後に3BHRに分かれて受講しました。

前半は、「思春期における心と身体の進化」について、スライドを用いての説明。思春期とは何か、二次性徴に起きる変化にはどのようなものがあるのか、そして身体だけでなく、心における思春期の変化について。思春期には、心と身体が大人へと変わっていく時期であるということと、受精と妊娠の仕組みについての説明を聞きました。模造紙や画用紙で作られた図を使い、わかりやすく丁寧に話をしてくださり、生徒それぞれ興味深く学ぶことができました。面白かったのが、「受精卵の大きさ」についてのお話。まず、画用紙に、米粒、一円玉、そして鉛筆でチョンッと一点打ったものから、受精卵の大きさを当てるクイズ。「正解は、とがった鉛筆でチョンと跡をつけた約0.1mmの大きさ。そこから、おなかの中で約10ヶ月の間に、身長は5000倍、体重は10億倍にも成長して赤ちゃん誕生となるのです。」という説明を、特に女子が真剣に聞いていました。

次に、性感染症についての説明を受けました。各感染症についての紹介を聞いた後、誰もが感染症にかかる危険性があることを、コップを用いた実習で体験しました。生徒1人1人が水の入ったコップを持ちます。そして、合図に従って他の人たちと、コップの中の水を半分ずつ交換します。この水の交換は、性行為。1回、2回、3回と3人の人と交換をしました。・・・3回の交換の後、各自のコップに「ある液体」をスポイトで加えると…何人かのコップの水の色が変化しました!実は、ゲームスタート時には「色が変わる=性感染症にかかっている」のは、2つのコップだけ。それが、終了時には、23名のうち、17名のコップの水の色が変わっていました。今自分が付き合っている人だけでなく、その人が過去に性交渉を持った人、そしてさらにその人が性交渉を持った人…とも自分はつながっていくのだ、ということと、感染症は見た目では分からないし、心配になったら即相談、病院に受診することを学びました。

休み時間の間には、妊娠1ヶ月~9ヶ月の赤ちゃんの大きさや重さを体験する人形を、女子は順番に抱っこしたり、おなかに入れてみたり。「結構重い!」「大きい!」と驚いていました。赤ちゃんは、「首がすわっていない」状態なので、抱っこをするときにはきちんと首にも気をつけていました。男子はなぜか怖いようで、人形には手を出せず、周りをうろうろしていました。

後半は、グループワーク。まずは短い劇を見ました。劇の内容は、「今、中学3年生で妊娠してしまったら?」というもの。学生2名が、それぞれ男の子と女の子の役を担当、二人は中学3年生で、付き合って1年、という設定でした。デートの後、男の子の誘いを断ることができず、家族不在の家に行ってしまった女の子。そして、「嫌われてしまうかも?」「一度くらいなら大丈夫かな?」という気持ちで、男の子からの誘いを断れず、性交渉を持ってしまいます。一ヵ月後…生理が来ない!ということに。グループワークでは、「男の子は、中学3年生の今女の子を性交渉に誘うべきだったか」と「女の子はどのようにして断ればよかったのか」を話し合いました。各班には学生2名も入って、恥ずかしさからなかなか意見の出せない男子生徒に助け舟を出してくださっていました。

今日は、年も近い大学生の授業で、疑問や質問も気楽にぶつけていました。また、劇やゲームなどによって、少し気恥ずかしい性の問題に向き合い、考えることができたと思います。今日の学びによって、生徒たちが将来、正しい選択をし、本当に愛する人と家族を作ることができたら素敵だな、と思います。


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